スタッド溶接とは、スタッド材(ピンやねじのようなもの)を母材にあてて、
電流を流すことにより放電させて、スタッド材と母材を溶融そして接合する溶接方法です。
アーク溶接と比較すると溶接時間が短いため、母材に与える熱影響が小さいのが利点です。
溶接時間は軸径19㎜で約1秒間程度の短時間です。
またスタッド溶接では溶接ワイヤーや溶接棒を使わず、スタッドそのものが溶接材として使用されます。
溶接強度も高いため、建築では主に鉄骨工事で使用されます。
その他にも造船や橋梁、自動車産業など様々な分野でスタッド溶接が使用されています。